resumework’s blog

仕事のこと 日常の中で思ったことを発信しています

ついに買ってしまった『メモの魔力』

 

みなさん、こんにちは^^

今年2回目のブログ更新です♪

 

 

今日のテーマは記事タイトルを読んでもらうと分かる通り、

『メモの魔力』という本を買ったというお話。

 

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最近、Twitterを見ていると

色んな人がこの本のことを話題にしていて、

気になって仕方なかった。

 

凄く人気みたいだから、

もしかしたら売り切れかも?と思って覗いた本屋さんにあった!

 

 

メモが就活時の自己分析に役立つ

じっくり読む時間を取れなくて、まだ少ししか読んでないけれど

 

『メモの魔力』の序章に書かれている

 

メモがあなたの「人生のコンパス」を作る

 

という言葉、素敵だなぁと思った。

 

自分は何が好きか?嫌いか?

どんなことが得意で、どんなことが苦手か?

 

就活生は就職のための準備の1つとして

必要に迫られて自己分析に取り組む人が多いはず。

 

もし学生時代からメモを取ることを習慣にしていたら、

就活の時の自己分析がとても楽にできるのではないだろうか。

(できることなら、学生時代にこの本と出会いたかった…)

 

自己分析で本当の自分が見えて、進むべき道も見えてくることで

就活成功に一歩近づける

 

…そう感じる。

 

メモを知的生産につなげる

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メモには2種類ある

 

  • 記録のためのメモ
  • 知的生産のためのメモ

 

1つ目は情報や事実をそのまま保存しておくためのもので、

2つ目は記録用メモをもとに何か付加価値を生み出すためのもの。

 

なるほど!と納得。

 

知的生産につながるメモが取れるようになれば、

色んなアイディアが生まれるかもしれない!

 

そんなメモが書けるようになるポイントは…

 

インプットしたファクトをもとに、そこで得た気づきを抽象化して

自分のアクションに転用すること

 

うーん、言っていることは分かるけど

実践するとなったら難しそう^_^;

ちなみに、ちゃんと読んだのはこのあたりまで。

 

素早くメモを取れると、仕事の効率も上がる!

 

ほんの数ページ読んだところまでの感想として、

『メモの魔力』に書かれているメモ術を習得するには

 

とーっても時間がかかるなぁ

 

ということ。

 

元々メモるのが遅い自分には、習得出来そうな気がしない(笑)

まずは聞きながらメモを取ることがうまくできるようになってからの話かも。

(そんな初歩的なとこからかい!というツッコミがきそうだけど)

 

だから、学生時代は大変だった。

板書してあることノートに書き写していたら、

それに集中して先生からの質問を聞いてないことが多々あった。

書くか聞くかのどっちかしかできなくて

結局はクラスメイトからノートを借りるという(笑)

 

でも、これを機に少しずつメモ術にチャレンジしたい!

 

そうしたら、仕事のノートももっと上手に取れるようになって

作業効率も上がるに違いない^^

 

とりあえずは『メモの魔力』を読破することに尽力しよう。

「やりたい」は『偶然』で、「できる」は『必然』

みなさん、こんにちは!2019年最初のブログ更新です。

今年も、どうぞよろしくお願いします♪

 

昨日観た『林先生が驚く 初耳学!』。

中でも、高学歴ニートの人たちに行った林先生の特別授業が興味深かったなぁ。

 

好きな仕事じゃなければ働きなくない高学歴ニート

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「仕事で時間を浪費するくらいなら好きなことをしていたい」

「好きな仕事じゃなければ働きたくない」

「いい大学に入れば、いい人生が送れるはず」

 

特に3つ目…

こういう考えを持っているから大企業に就職しなければ!

と、高学歴であるがゆえのプライドが邪魔をして、結局ニートになってしまう。

高学歴ニートの人たちって自分で自分のハードルを一気に上げ過ぎじゃない?

ハードル少しぐらい下げてもいいのにね。

 

いい大学を卒業する=いい人生が送れる

 

なんて、もう昔のことだって林先生も言ってた。

 

それに好きなことを仕事にできている人なんて、そういないと思う。

みんなやりたいこと・好きなことを仕事にできたらベストかもしれないけど、

仕事を好きになる努力をすることも大事だよね。

 

 

高学歴ニートにも色んな人がいる!

 

など、テレビに出ていたニートたちにもこんな人がいた。

大企業でなら働きたい人と働かずに好きなことして暮らしたい人とに分かれていた気がする。高学歴ニートにも色んな人がいることを改めて知った。

 

どっちに重きを置く?

 

  • 「やりたいこと」と「やりたくないこと」
  • 「できること」と「できないこと」

 

働く時、どっちの軸に重きを置くか?

 

林先生曰く、

「やりたいこと」は『偶然』

「できること」は『必然』

だそう。

 

この言葉すごく刺さって、なるほど!と思った。

 

ここでの「できること」は、他人に認められるほどの力のことで、それは努力や経験の積み重ねで少しずつ身についていく『必然』。

 

でも「やりたいこと」は、周りの環境によって生まれる『偶然』。もちろんやりたいことを実現するために、自分の周りの環境を変えていける人もいるけど、それには大変なパワーが必要で、そのパワーを蓄えるための充分な準備をしないといけない。

 

そう考えたら、私なら『必然』を選びたい。

たとえ好きな仕事じゃなくても、できることをやる…という。

 

 

林先生の特別授業を受けたあと、高学歴ニート男子の1人が就活を始めて良い手応えを得たという報告に一安心♪

 

それにしても…

特別授業を受けた高学歴ニートの中に、女子が全然いなかったのには驚き!

トヨタ自動車の志望動機の書き方を考えてみた

トヨタと言えば国内トップクラスの企業グループであり、日本経済会の顔でもあります。グループで多くの社員の求人を行っていますが、多くの志望者が殺到するために常にその競争率は高い水準をキープしています。そんなトヨタへの志望動機を書く時には、考えすぎてしまって失敗する人も少なくありません。

トヨタグループの中でも特に中心になるトヨタ自動車の志望動機を想定しながら、志望動機の書き方を考えてみます。トヨタへの志望動機の書き方がわからない、困ってしまうという人は参考にしてみてください。

トヨタ自動車は世界的な自動車メーカーである

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トヨタ自動車が世界的な自動車メーカーであるということはほとんどの人が知っているはずです。そして、日本で非常に大きな企業であることや、プリウスやレクサスをはじめ、様々な人気ブランドを持っていることはよく知られています。

 しかし、仕事としてトヨタ自動車を考える際には、そういった消費者目線の好き嫌いではアピールに欠けてしまいます。トヨタ自動車は、言わずとしれた世界のトップ企業のひとつであり、世界的な視点で自動車業界をリードしようという強い使命感があります

 そのため、志望動機でも高い志や、クルマのあり方や人間との関わりなど、より大きな考え方ができる人を求めています。一般的な情報や知識としてのトヨタ自動車を知るだけでなく、トヨタ自動車の考え方を知ることが就職活動では必要不可欠なのです。

トヨタ自動車の志望動機で大事なのは「トヨタらしさ」を知ること

トヨタ自動車の志望動機では、企業研究が大事であることは言うまでもありません。企業の沿革を理解したり、また現在注力している分野などを正しく理解することは、志望動機作成のために非常に役立ちます。

 企業研究の際は、社長メッセージや先輩社員の声についても必ず読むようにしましょう。そこにはトヨタ自動車で働く人たちの「トヨタらしさ」が詰まっています。直接的に志望動機の材料にならなかったとしても、トヨタで働く人々の性質が読み取れれば、それは志望動機をどのようにアピールしていけば良いかが見えてくるからです。

 企業研究をする目的は、ひとつは企業を知ることです。そしてもうひとつ大事なことがあります。それは、相手に合わせてアピールをするための材料探しです。どんなに優秀で興味深いエピソードに恵まれた人だとしても、就職活動は相手のあるものですので、相手に合わせたアピールが必要不可欠なのです。

トヨタ自動車の志望動機の例文1

「貴社を志望しているのは、環境に配慮した車作りを行っている企業だからです。

 地球環境の問題が深刻になっていると言いますが、身に迫っている中でも最近の温暖化の進展や、局所的な大雨や猛暑などは人間の住む環境が大きく変わってきている証でもあります。

 現在、新興国において環境破壊が特に進んでいますが、これを止めるためにも、より環境に優しい製品の普及が欠かせないと思います。貴社は世界有数の自動車メーカーで、かつ高い環境技術を持っている企業として世界に環境に優しい自動車を提供できることが魅力的だと思っています。

 私は人と車、そして地球環境は共存できると信じています。留学で身に付けた英語力を活かし、世界に貴社のクルマを届けていきたいです。よろしくお願いします。」

トヨタ自動車のイメージのひとつに、ハイブリッド車や低燃費車による環境に優しいクルマがありますが、例文1はそれを志望動機にした例です。

 この志望動機の例の場合には、自分の知識や世間一般の情報から環境の変化を訴え、そして世界中に環境に良いクルマを広めることが大事だと主張しています。間違ってはいないのですが、アピールとしては弱いです。その理由は、一般的な情報ばかりでエピソードが作られているからです。本人の経験や体験、企業研究の跡が入っていないため、漠然としたイメージで志望動機が作られているように感じられます。

 実際、このような志望動機になっていることは多く、多くの志望者の中で埋もれてしまいます。具体性にこだわってアピールを考えることが重要です。

トヨタ自動車の志望動機の例文2

「貴社を志望しているのは、環境に配慮した車作りを行っている企業だからです。

 環境汚染の問題は深刻で、今後は新興国の工業化によって一層環境汚染が進むと言われています。私の実家は福岡にありますが、大陸側からの黄砂やPM2.5などの影響が年々強くなっていると感じます。工業化は悪いことではないですが、環境にも配慮したより良い技術と製品が導入されるべきと感じます。

 貴社は世界有数の自動車メーカーで、海外にも多くの工場やマーケットを持っています。環境に優しい自動車や工場を世界中に提供でき、積極的に環境負荷の少ない製品や工場の研究開発に取り組んでいるところに魅力を感じます。

 私は人と車、そして地球環境は共存できると信じています。留学で身に付けた英語力を活かし、世界に貴社のクルマを届けていきたいです。よろしくお願いします。」

例文2の志望動機は、最初の例文を多少書き直しています。自分の体験として環境汚染の黄砂やPM2.5の影響が強まっていることを例に出し、今後の新興国の工業化の影響をイメージさせています。また、トヨタの企業の特徴として環境に優しい自動車だけでなく、工場作りにも触れていることで企業研究の跡が感じられるようになっています。

 全体として主張は大きく変わっていませんが、具体性が増すだけで説得力も大きく変わってきますので、具体性を出すにはどうしたら良いか何度も考えてみましょう。

トヨタ自動車の志望動機の例文3

「私が貴社を志望する理由は、様々なCSR活動に力を入れている企業だと感じるからです。

 私は自動車が好きで、自動車に関わる仕事がしたいと思っていました。他のメーカーもたくさんありましたが、その中で貴社が最も魅力的でした。その理由は、スポーツチームのスポンサー活動や、数々の協賛活動などが行われていて、CSRに気を遣っている企業だと感じられたからです。私はスポーツ好きでよくサッカーやバスケットの観戦に行きますが、様々な施設や設備が貴社から提供されているのを見ますし、名古屋大学に行った際には講堂まで寄付されていることに驚きました。

 私はクルマは人間とその社会のためにあるものであり、人間との関わりのない生産や技術には意味がないと思っています。貴社のような、物を作るだけでなく、社会に対し、人々に対して、多くのものを提供している会社で働きたいです。よろしくお願いします。」

例文3の志望動機は、企業のCSR活動を評価し、魅力を感じているという形での例文です。学生はCSRの部分まではなかなか知らないことが多いですが、企業のCSRレポートなどを読むことで多くの情報を得ることができます。特にトヨタは社会貢献意識が高く、CSR活動が盛んな企業です。テーマひとつでも企業研究をしっかり行っていることがわかります。

 全体的に自分が主張したいことはしっかり主張できていて良いのですが、企業にとっての自分を選ぶメリットが示せていないため、ややアピールとしては弱く見えます。足りない要素が無いかよく考えながら見直してみると、一層よいものになるでしょう。

トヨタ自動車の志望動機の例文4

「私が貴社を志望する理由は、企業説明会で耳にした「トヨタウェイ」の考え方に非常に感銘を受けたからです。

 業界のトップ企業である貴社が「知恵と改善」を大事にし、かつ「人間性を尊重」していることは私にとって驚きでした。改善というのは理論に基づき、機械的に行われるものだと思っていたからです。

 私は小学校から大学までずっとバレーボールをしてきてそのように言われたことはありませんでした。機械のように正確に指示を実行することが求められ、知恵や人間性の入る余地がありませんでした。試合をした全国トップレベルのチームが、自由に伸び伸びとプレーしているのを見て驚いたことを、トヨタウェイの説明で思い出しました。

 貴社がトップ企業なのは、マニュアルだけでなく人を大事にしてきたからだと私は感じています。私もその中で成長し、営業職として企業や顧客の求めるより質の高い商品・サービスを提供していきたいです。よろしくお願いします。」

4つ目の例は、トヨタには様々な経営哲学、行動哲学がありますが、それをもとにした志望動機です。

 こうした理念的な部分に対する共感は、他社に対する明確な差別化になるためあえて他社について触れる必要がありません。また、企業研究をしっかりしてきた証にもなります。

 

企業の理念は大切に考えたい

 

エピソードでは、自分の競技生活において知恵や人間性といった人を大事にする育成がなかったことから、トヨタウェイの考え方に衝撃を受けた内容になっていて、人を大事にする企業風土に魅力を感じていることがわかります。

 ずっとバレーボールをしてきたというエピソードからも持久力をもって物事に取り組めるタイプで、体力もありそうですから、営業職として期待できそうだとイメージも持ちやすく評価されるでしょう。

志望動機を書く時に「知ったかぶり」は禁物

トヨタ自動車など、トップ企業のエントリーシートや面接では、自分の知識や熱意をアピールしようと中途半端な知識をたくさん書く人がいます。しかし、そういった「知ったかぶり」はリスクしかありません。

 まず、自分が正しいと思って伝えた内容が間違っていることがあります。情報が間違っているかもしれませんし、使い方が間違っていることもあります。間違った内容を述べている場合にはそれだけ評価も下がるものと考えるべきです。

 また、志望動機に限って言えば知識を問う場ではありません。企業に対する知識を前提として、どのような考えをもって志望しているのかを聞きたいのですから、以下に燃料電池車や自動運転車について語ることができてもそれは本題ではありません。トヨタはよく言われるように「ムダを嫌う」会社ですので、余計なムダを作らないよう注意しましょう。

トヨタ自動車の志望動機の作り方

トヨタ自動車の志望動機の作り方をまとめてみます。

自己分析・企業研究

まずは自己分析をしながら自分がどうしてトヨタ自動車を志望するのか、また就活の中で大事にしたいことを言語化していきます。そして、企業研究で企業の特徴を掴み、自分のイメージと違いがないか、自分に合っているかを確認しましょう。

志望動機の核を定める

トヨタくらいの企業になれば、魅力的なポイントは非常にたくさんあるものです。その中でも自分が特に重要だと考えている核の部分についてよく考えて、簡潔な言葉にまとめてみましょう。

志望動機の深掘り・エピソード化

志望動機をメッセージにしたら、伝えたいことを深く考えてみます。そして、自分の経験や知識の中からエピソードを作成してみましょう。志望動機に繋がるエピソードであることはもちろん、具体的な内容になるように気をつけます。

どうして他の企業ではダメなのかを考える

大手の日本の自動車メーカーには、他にも日産やホンダ、マツダなどもあります。その中でどうしてトヨタなのか、他の企業ではダメなのか、その理由も考えてみましょう。志望動機がより深まっていくはずです。

自分が会社でやりたいこと。貢献したいことを述べる

就職活動は自分を会社に売り込む活動です。ただ会社に入りたいという気持ちだけでなく、会社や顧客に対してメリットを与えていくことが大切です。自分が会社でやりたいと考えていることや、貢献できることなどを伝えてアピールしましょう。

トヨタの志望動機の書き方での注意

トヨタの志望動機では書き方や表現に注意が必要なこともあります。

結論を先に述べるようにする

就職活動やビジネス文書では、結論を先にするようにします。先に結論を伝えることで、相手に核心が効率的に伝わるようにすることができます。

表記を統一する

面接など口頭の場面では違いは出ませんが、文字にした時にその表記に違いがある人も時々います。「トヨタ」「TOYOTA」「豊田」など、同じ書面の中で表記に違いが出ないように注意してください。また、法人名としての表記やブランドとしての表記など、固有名詞として使う場面には十分注意しましょう。クルマの車種を書く場合も同様です。

待遇の良さを志望理由にしない

トヨタは安定した企業というイメージがありますし、実際魅力的な募集要項が出ていますが、その待遇の良さを理由にした志望動機はほぼ評価されません。仕事そのものに興味と意欲があり、自動車に興味と意欲がある人材を求めているのであり、条件が良ければどこでも良いという人は求めていないと理解しましょう。

トヨタ自動車の志望動機は企業研究で深みを出そう

トヨタヘの志望動機では、しっかりと企業研究を行って内容に深みを持たせることが大切です。なまじ知っている知識があると、浅い理解や消費者目線のままに志望動機を書いてしまい、ありきたりな浅いものになりがちです。企業研究をしっかり行い、ポイントを確認しながら、トヨタという企業に合った志望動機を考えてみましょう。

 

自動車業界は、志望者に対して、常に最先端を行くマインドを持ち合わせているかを見ていることを忘れないようにしてください。

 

資生堂の志望動機の書き方を考えてみた

 資生堂といえば、日本の化粧品メーカーの中でもトップ企業であり、アジアNO.1の化粧品メーカーとして世界的にも知られた企業です。女性だけでなく男性用の化粧品も製造・販売していることから、男女問わず多くのファンを持ち、就活を行う学生にも非常に人気の高い企業です。

資生堂に入社を希望する人も当然多いのですが、面接やエントリーシートを通しほぼ確実に聞かれることになるのが志望動機です。志望動機を通して何を求めているのか、正しくポイントを理解して回答できるようにしておきましょう。 

資生堂エントリーシートの傾向

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資生堂では就活生に対して、エントリーシートでほぼ例年のように4~5問の小問を設定しています。それぞれ、文字数は多くありませんが、ひとつひとつじっくり考えて答える内容となっており、またその過程で企業研究を余儀なくされ、企業について深く知り考えるようになる良問と言えます。

 資生堂エントリーシートで志望動機を問われる場合、「どうして化粧品業界なのか」「どうして資生堂なのか」「どうしてその職種なのか」といった形で、細分化されて問われたケースが多くなっています。そのため、志望動機を事前に考えておくなら、より丁寧に細かく準備しておく必要があります。

 たとえエントリーシートで問われなかった場合でも、面接の際の質問として問われることもありますので、しっかり準備して対策を練っておきましょう。

資生堂の志望動機作りは企業研究をしっかりと

資生堂といえば非常に有名な化粧品メーカーですが、消費者としてファンとして知っている知識と就活で求められる知識は違います。そのため、企業研究をしっかりと行う必要があります。

 資生堂は創業が1872年ですから、明治時代になってすぐに創業されているという非常に長い歴史を持つメーカーです。創業時は日本初の洋風調剤薬局として生まれていることからもわかるように、最初から化粧品メーカーだったわけではありません

 現在は化粧品関係が主要な事業となっていますが、企業の理念は「美しい生活文化を創造します」というものになっていて、必ずしも化粧品にこだわっているわけではありません。包装や広告のデザインであったり、化粧品の土台となる肌の性質の研究、顧客へのコンサルティングなど、生活の中に美を追求するための様々なパートで質の高い結果を出し続けています。

 現在は売上が1兆円前後という非常に規模の大きな企業ですが、化粧品販売の裾野を女性から男性にも広げ、年齢の幅を広げ、さらには海外展開を行うなど常にマーケットの拡大に努めているのも特徴的です。今後、国内人口の減少によるマーケットの縮小をどう補っていくかも重要な課題です。

 求めている人材像をまとめると表現は様々になりますが、「好奇心があり、発想が豊かで、情熱をもって周囲を巻き込める人」です。常に変化する市場環境の中で新しいチャレンジができる人が求められていると言えます。

 詳細に調べていけば資生堂の強みはたくさんあります。「自分が就職する企業として」の資生堂をよく考えて、志望動機に折込んでいきましょう。「ブランドが好きで」は社員にとっては嬉しい言葉ですが、評価の上では特にプラスにはなりません。

資生堂の志望動機の例文1(技術系)

「私が貴社を志望する理由は、企業理念に共感できたからです。

 大学で研究してきた生化学の知識を活かせる化粧品業界・化学業界で就職活動をしていますが、業務内容よりも考えが合う企業は少ないものだと感じていました。その中で、貴社の理念には大変共感することができました。化粧品を作ることが目的ではなく、その先にある顧客へのメリットを考えていることはもちろん、それを文化の域にまで高めていこうという大きなビジョンに感銘を受けました。

 私も研究を通し、貴社の考える「美しい生活文化の創造」に貢献したいと思っています。世界中がより美しく、また楽しくなるように、その土台を貴社で作っていきたいです。よろしくお願いします。」

 資生堂の技術系、つまり研究職の志望動機です。ここでは、企業理念への共感を志望動機としています。就活の中での企業の絞り方や、またその中で感じた資生堂の魅力を語っています。

 全体的にきれいにまとまっていますが、欲を言えばエピソード部分でもう少し企業理念に絡めたエピソードがほしいところです。どのようなバックグラウンドがあるから、その理念に共感できたのか、そういった視点から自己分析をしてみるとより説得力があり具体的なエピソードとなり、印象に残る内容となるでしょう。

資生堂の志望動機の例文2(美容職)

「私が貴社を志望したのは、メイクの可能性をより多くの人に知ってほしいと思ったからです。

 「メイクは女性のもの」というイメージはどうしても残っていますが、今や子供から老人まで、また男性でも日常的にメイクをする人が増えてきました。また、舞台などもメイクをするだけで全く出演者の見栄えが違います。先日、妹の高校の音楽発表会に行きましたが、メイクしてから舞台に上げてあげればもっとかっこよく素敵な舞台になるのにと残念に思いました。特に教育現場では化粧は悪という雰囲気が強いですが、TPOに合わせたメイクが大事だということをもっと教えていけたらと感じました。

 メイクはただ美しくするだけでなく、個性を際立たせ、また時には自信を持たせるなど心理的に与える影響も大きなものです。貴社は幅広い層に常に化粧品の可能性を提案している企業であり、私もその一員としてメイクの可能性を世界に発信していきたいと思いました。外国語は日常会話レベルなら4ヶ国語話せますので、磨きをかけてグローバルに活躍したいです。よろしくお願いします。」

 美容職はユーザーの話を聞き、肌を見たり触れたりしながら最適な美容を提案するコンサルタント職です。医師ではありませんが、様々な診断によってユーザーの状態を分析し、最適な美容方法を提案していく立場で、ひとりひとりが企業の看板でもあります。

 志望動機では、メイクの可能性について触れ、「女性が美しくなるため」のメイクではなくより広いメイクの可能性について発信したいとしています。エピソードも体験からのもので具体性と実感があるのではないでしょうか。

 最後に外国語が話せることにも触れていますが、ちょっとしたアピールによって仕事をしているイメージが持ちやすくなり、採用側も評価しやすくなります。よくまとまった内容です。

資生堂の志望動機の例文3(総合職)

「私が貴社を志望した理由は、「化粧品によって日々の生活を豊かにしたい」と考えているからです。

 私は休日にカフェ巡りをするのが趣味で、学生時代に1000件以上のカフェに足を運びました。その中で感じたのは、一番楽しいのはカフェについた時ではなく、出かける前のメイクの時間だということでした。不思議なことに、メイクによってその日に入りたくなるカフェが違ってくるんです。普段行けないお店に行けることもあれば、行き慣れたお店で妙にオドオドしたり、メイクひとつでこうも気分が違うんだと感じました。これがうまくコントロールできれば、もっと活動的で楽しい人生になるんじゃないかと考えるようになりました。

 貴社は最大規模の化粧品メーカーで、より多くのユーザーにメイクの影響を届けることができます。営業職として、自分の体験や、また貴社の商品の良さを伝えながら多くの人に「一瞬も一生も美しく」過ごすサポートをしたいです。よろしくお願いします。」

 総合職は他の企業と同じように様々な部門への配属がある職種です。ここでは特に営業職を希望しています。

 志望動機は比較的よく見るものですが、それが悪いということはありません。大事なのはエピソードで、エピソードでその本気度や理解度が見えてきます。このエピソードは体験に基づいた非常に具体的なもので、メイクと豊かな生活の関わりのイメージが感じやすくなっています。

 資生堂を選んだ理由も明快で、最後に自然な形で資生堂の「一瞬も一生も美しく」とコンセプトを持ってきているのも企業研究の跡が感じられて好印象を与えます。企業としても前向きな評価をしたくなる志望動機となっています。

資生堂の志望動機は自己分析が大切

企業のエントリーシートや面接で志望動機を確認してくる理由は主に2つです。

本気で志望しているか

本気で企業に入社し、そしてそこで働きたいと思えば、会社のことをしっかり調べ、また自分がその中でどのように働きたいかをよく考えるはずです。会社は長ければ30年、40年と付き合っていくことになります。「就職先は結婚をすると思って探すべき」とも言われますが、本気で相手のことを知ろうとし考えているかが、志望動機の中から見えてくるからです。

相性が合うか

志望動機やそのエピソードなどを詳しく知ることによって、その企業(または職種など)と相性が合うのかどうかが見えてきます。志望動機が評価され、良い印象として残るのは、考え方がマッチしていて、一緒に働くイメージが持てる場合です。結婚相手でたとえるなら、「あなたといると楽しいけど、ずっと一緒にいるイメージが持てない」ということにならないよう注意が必要です。

資生堂でも自己分析をしっかりする

華やかなイメージのある化粧品業界に憧れたり、また好きなブランド・企業として資生堂を目指す人も少なくありません。しかし、自己分析をしっかり行い、上記のポイントをしっかり踏まえた内容でなければ内定を得るのは難しいものです。相手を知り、自分を知ることが志望動機の作成では大事です。有名企業になると、企業研究に比して自己分析が浅い人が多く見られますので注意しましょう。

資生堂の志望動機の書き方のポイント

 資生堂の志望動機の書き方についてポイントを確認しておきましょう。

結論は最初に示す

志望動機を問われたら、まず最初にその結論を示すことです。最初に結論だけでも答えておくことで、質問する側も相手が質問を理解していることが伝わりますし、内容を把握しやすくなります。 

論理的な構成を心がける

志望動機の書き方では、結論を先に示すのが通例ですが、これは論文などで言うサマリー(序論、概要)にあたります。序論・本論・結論の流れに従い、序論で求められている答えを示し、本論で内容を深め、結論で再度趣旨を伝えるようにするとスムーズな論理展開になります。当然、話が一貫して流れるように論理構成に気を遣いながら作成しましょう。 

テーマに沿った内容を意識する

資生堂で問われる志望動機は、業界や企業、職種など細分化されている場合があります。そのため、設問に沿った形で回答するように注意してください。職種の志望動機を問われているのに資生堂が好きだという内容に固執したり、志望動機なのか自己PRなのか判断つかない内容にならないよう注意しましょう。 

具体的な体験談をエピソードに

昨今の就活では自分の体験をエピソードにするのが王道です。知識や情報を元にした内容は、今はインターネットなどで簡単に入手・作成ができてしまうため、真実味がなかったり、他の志望者と重複することが多くなります。自分の体験談は具体的な内容で説得力があり、またオリジナリティも出しやすくなるので他の志望者との差別化にもなります。

資生堂の志望動機作りでの注意

資生堂の志望動機において、注意事項も確認しておきましょう。

福利厚生の良さを主題にしない

志望動機の中には、福利厚生の良さに惹かれた場合ももちろんあると思いますが、その場合は他の志望動機にした方が無難です。企業の立場では、一緒に働きたい人とは「雇用環境を見ている人」ではなく「仕事そのものに魅力を感じている人」であることはすぐにわかるはずです。 

資生堂が好き」は当たり前と心得る

ブランドイメージが高い資生堂では、「資生堂」という企業や「特定のブランド」が好きでという志望動機も多く見られます。悪いことではありませんが、基本的に志望者全員がそういう人だと思っておいた方が良いです。つまり、あえて強調して伝えることではないということです。しっかり企業研究をしていれば、志望動機になりえるものはたくさんあるはずですのでよく調べ考えてみましょう。

資生堂の志望動機では具体的かどうかに特に注目しよう

 資生堂の志望動機では、その志望動機も詳細に問われることが多いため、細分化して考えておくことが重要となります。細かく考えていないと、具体的な内容が少なくなり、曖昧で一般的な内容になってしまいがちです。企業研究や自己分析をしっかり行い、具体的な内容になっているかに注目しながら作成していきましょう。具体性があれば志望動機にも自然と説得力が出てくるはずです。

 

化粧品が好きな人は楽しく働けそう

 

 

 

 

 

ニトリの志望動機の書き方を考えてみた

ニトリは家具販売の大手として全国展開している企業であり、生産から物流、販売までを一貫して行うシステムで、就活生でも幅広い層から志望を集めている人気企業です。

そのため、ニトリへの就職を考えるなら、ひとつひとつの選考過程でしっかり自分をアピールすることが大切です。特に就活生の必須問題とも言える志望動機も、ありきたりなものではなく採用側にメリットのあることを提案することが大事になります。どのような志望動機にすると魅力的になるのか、参考になる情報を紹介します。

ニトリの事業は家具の販売だけではない

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ニトリは家具販売の大手として知られていますが、ニトリの特徴は家具の販売だけではなく、インテリア・家具を中心に幅広い事業を展開しているところにあります。法人向けのレイアウト提案やリフォーム事業、ショッピングモール事業などインテリアや家具の流通だけでなく多角的な展開を見せています。

また、流通という点で言っても、製造物流小売業」という独自のビジネスモデルを持っており、製品の生産から利用者の手元に商品が届くまでの全領域を自社で賄っているのが特徴的です。一般的な小売業よりも事業の幅が広く、スケールも大きいのが現在のニトリの事業の特徴です。

ニトリはロマンやビジョンを大事にする企業

ニトリがどうしてそのように幅広くビジネス領域を持つようになったのかと言うと、ロマンやビジョンを大事にする企業だからです。企業の採用サイトや社長メッセージでも「ロマン」や「ビジョン」という単語を頻繁に目にするのが特徴です。消費者の手元に製品が届くまでの過程を理想的にしようとした結果、自然と事業分野が広がったという経緯があるそうです。

現在も新規分野にどんどんチャレンジしているのは、新しいビジョンを掲げ、常にその実現に取り組んでいるからです。当然、社員にもビジョンを抱くことや、その実現に対して本気になれる人材が求められています。

 ニトリの企業説明会や面接では、他企業と比較して社員の方が熱く語る場面が少なくないと言います。ビジョンに対して前向きでひたむきな企業であり、その熱量が社員のひとりひとりからも垣間見えるのがニトリの特徴なのです。ニトリの志望動機を書く時は、そういったことを理解したうえで作成するのが大切です。

ニトリの志望動機の例文1

「私が貴社を志望するのは世界を舞台に活躍できる人材になりたいからです。

 日本の家具は非常に品質が高いのですが、なかなか海外では触れる機会がありません。クールジャパンとあれだけ言いながらも、家具やインテリアが話題になることがあまりに少ないことを残念に思っています。私はヨーロッパに旅行に行った際に、お店で他国の家具が販売されていても日本製のものがないことに驚きました。日本では海外のものがたくさんあるのに、日本のものは海外にないのです。

貴社は海外展開をビジョンにおき、生産から販売まで世界のあらゆる地域でニトリのビジネスモデルを実現しようとしています。その中で、日本の家具やインテリアの良さももっと伝えられたらと思っています。よろしくお願いします。」

 ニトリではすでに海外事業も始まっており、アメリカや中国、アジア圏に店舗を持っています。そのため、海外で働きたいという人にとっても魅力的な企業とされています。

 この志望動機の例では、「世界で活躍できる人材になりたい」という書き出しですが、エピソードは「日本製の家具が海外であまりない」という内容であり、最後に「日本の家具の良さを伝えたい」となっています。論理的に一貫性が無いことがわかりますが、実際に志望動機を書いている時や面接で話している時には気づかないことも多いです。言いたいことをしっかり文字にして、何度も確認することで防ぐことができるミスです。

 こういった志望動機例は、文字数制限がある中で、書きたいことが多い場合に生じやすいため、まずはしっかりアウトラインを作ってみたり、テーマの絞り込みを徹底しましょう。

ニトリの志望動機の例文2

「私が貴社を志望するのは、人々にとって家が楽しい場所になってほしいと思うからです。 

私は小さい頃、ぬいぐるみが大好きでした。誕生日のたびに親にぬいぐるみをねだり、好きなもので部屋を埋めていきました。学校から帰って自分の部屋を見る度に、楽しい気持ちになることができました。さすがに今はぬいぐるみを集めたりはしませんが、代わりに家具やインテリアにこだわるようになりました。一番たくさん見る家、部屋はやはり自分の家、部屋です。だからこそ、そこが楽しい場になれば生活も楽しくなると考えています。

貴社は非常に魅力的で楽しい商品を多く扱っていて、数あるインテリアショップの中でも抜群の商品力と存在感、知名度があります。私は貴社の商品を通し、お客様にとって毎日帰るのが楽しい家造りをサポートしたいです。学生時代に取得したカラーコーディネーターの資格もお客様への提案に活かせると思います。よろしくお願いします。」

  ニトリを志望する人の中には、家具やインテリアに元々興味関心が高い人も多いです。二つ目のこの志望動機はそういった例になります。

志望動機としてはありきたりですが、エピソードから人間性や志望動機へのリアリティが感じられ、「家が楽しい」ということがイメージしやすくなっています。ニトリの商品を使い、どのような家や部屋、ライフスタイルを提案してくれるのかと楽しみに思わせてくれます。カラーコーディネーターの資格を取得していることからも、インテリアやデザインへの関心の高さと、配色センスなどが期待できるため、評価されるでしょう。

ニトリの志望動機の例文3

「私がニトリに入社したいと思ったのは、ビジョンを語れる社風があると思ったからです。 

私はよくビッグマウスだと言われます。でも、口にしたことについては責任も感じています。高校では卓球部のキャプテンで「全国行くぞ」と常に周囲に言い続けました。全国には行けませんでしたが、素人だらけのチームが県4位にまで上り詰めました。大学では学祭で「売上一位を取る」と決めて、クラスのおでん屋さんをリードして実際に学内一の売上を達成しました。

 ニトリの企業説明会や採用サイトで、たくさんの社員がビジョンを熱弁している姿に胸を打たれ、ここで働きたいと思いました。貴社で働けたら、住宅販売ができないかと思っています。家から室内の家具までニトリ流の品質で作ることができれば、お値段以上の嬉しい生活になると考えています。まだビジョンだけで具体案はないですが、よろしくお願いします。」

 三つ目は、ニトリの独特の社風に惹かれたという志望動機の例です。経営理念や社風を取り扱う場合は、他社との比較がほとんど必要ないので、企業を良いと感じている理由をしっかり伝えましょう。

 この志望動機の例ではビジョンを語れる社風を説明会などで感じたことをキッカケに志望するようになったと言いますが、論理展開上、エピソードの一番最初に持ってきた方が趣旨が伝わりやすくなります。自身のエピソードも、実績を並べるだけでなく、そこから伝えたい要点も加えた方が良いでしょう。このエピソードからは、ビジョンを語るタイプだとはわかりますが、何を伝えようとしているのかわかりにくいです。

 最後に「住宅販売」というビジョンを掲げていますが、まだ企業にない事業分野を考える場合、企業の考える事業展開と方向性の相違がないかをよく検討する必要があります。もしかしたら、逆に「住宅会社でインテリア事業をしたらいい」と面接では返されるかもしれません。内容によっては、「ビジョンを語る」よりも「ああ、だからビッグマウスなのか」と評価されることになりかねないので、提案をする時には注意して準備しましょう。 

ニトリの志望動機の例文4

「私が貴社を志望した理由はたくさんあるのですが、特に配転教育のシステムが素晴らしいと思いました。

私はいろんなことをしたいタイプです。中学、高校、大学と部活動もバラバラです。親には「手に職を持て」と小さい頃から言われてきました。しかし、私はいろんなことをするから気づきがあり、発想が豊かになると思っており、その価値はひとつのことに特化して頑張ることに負けないと思っています。

私は高校ではパソコン部で、大学から軽音部に入りました。楽器の技術ではずっとやってきた人には敵いません。しかし、そこでコンピュータで譜面を作ったり、音を入れたり作曲する技術を磨きました。複数の技術を組み合わせることでオンリーワンに手が届くことも、社会ではたくさんあると信じています。

 私は貴社の配点教育で、多くの仕事を社内で体験し、キャリアを積みたいと思っています。そして、得た経験をうまく組み合わせて新しいことを始めてみたいです。よろしくお願いします。」

 ニトリ社員教育のシステムにも独自性がある会社として知られています。その教育システムに注目した志望動機も多いです。

 こうした社内の教育システムなどを志望動機にする際の書き方としては、その制度が良いと評価することはもちろん、制度の狙いを正しく理解し、それが自分の考え方とマッチしていることを示すことが大切です。この4つ目の例では、配転教育のシステムの意図を理解したものとなっており、評価されるでしょう。

志望動機は様々な書き方がありますが、企業との相性の良さをアピールすることが大切です。エピソードを具体的にすることは、企業との相性の良さを確信させることに繋がるのです。

ニトリの志望動機作成で大事なのは企業研究と自己分析

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ニトリの志望動機作成では、他の企業と同じく企業研究と自己分析が重要になります。それぞれポイントについて確認しましょう。

企業研究

 企業研究では、ニトリの幅広い事業分野や事業の方向性を確認することが重要です。採用サイトの情報だけでなく、投資家向けのIR情報などにも目を通してみることで、様々な事業についても理解が深まります。直接的に志望動機に書く内容ではないですが、企業研究があってこそ内容が充実します。

自己分析

 自己分析では、「ニトリが好きである」ということではなく、「ニトリで働きたいと思わせているもの」を見つけることが目標になります。ニトリについて企業研究で知るとともに、自分の性格や体験などの中からニトリで働きたい理由を探してみましょう。エントリーシートや履歴書、面接で志望動機を尋ねられた場合には、企業分析ではなく自己分析の内容をもとに作成しましょう。

ニトリの志望動機では「3C主義」に注目するのも効果的

ニトリの志望動機は人にとって様々なものが考えられますが、どの視点で作成するにしても、ニトリが求める人材像としての「3C主義」を意識してみると良いでしょう。

 ニトリで言う3C主義とは

  • Change(変化):現状に満足せずに、常により良いものを求め続ける
  • Challenge(挑戦):前向きな考えで前人未到なことに挑戦していく
  • Conpetiton(競争):常に自分を成長させようと考えている

 のことを言います。求められている人材像に沿ったエピソードや主張になっていれば、それだけでも企業との相性の良さが伝わり、評価が良くなります。

ニトリの志望動機で大事なのはやっぱり企業研究

 ニトリ知名度も高い人気企業であるため、企業研究無しだとしてもある程度の内容の志望動機は作れてしまいます。しかし、本当に信憑性があり、また相性の良さを感じさせるような志望動機を作成するなら、高いレベルでの企業研究は必須と言えます。企業の事業内容を知ることだけで終わらず、企業の考え方まで様々な情報から読取るように努力してみてください。

 

接客業はマナーが大事

 

 

ソフトバンクの志望動機の書き方を考えてみた

こんにちは。

白いお父さん犬でおなじみのソフトバンクが上場します。

ソフトバンクは親会社のソフトバンクグループの中の子会社の一つ。上場することで経営の独立性が増え、社員のモチベーションが上がることが上場するメリットと言われていることから、これからのさらなる活躍に期待がもたれるところです。

ソフトバンクへの就職に興味がある人も多いですよね。

志望動機の書き方を考えてみました。

ソフトバンクの志望動機は事業の軸を考えて書く

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ソフトバンクの事業形態は非常に幅広くなっており、IT企業であることはわかるとしても、どのような仕事をしているのか直感的には理解しにくい部分があります。そのため、ソフトバンクのような大企業では沿革から事業の軸を考えることが大事になってきます。

 

沿革を考えることは、企業がどのように事業を行ってきて、今後どこに向かおうとしているのかを知ることです。現状の事業のみ、つまり「点」だけを見るより、複数の点をつないだ「線」を見てこそその方向がつかめてきます。過去から現在の方向の延長線上に未来がありますから、現在のみならず将来的にも自分がやりたい分野があるかもしれません。

 

ソフトバンクはもともとはパソコン向けのソフトウェアの卸売、パソコン関連の出版事業から始まっています。これらの事業は現在もまだ残っています。その後、インターネットやそのデバイスとしての携帯電話に積極的に取り組んで通信事業者としての基盤を作り、yahoo、日本テレコムボーダフォンなどを取り込み次々とそのサービスを拡大させていきます。近年は通信事業と共にIoTやAIの分野の開拓に力を入れています。

 

ソフトバンクの事業は、常に先端の技術を取り入れ、それを一般大衆にまで普及させることを目的に行われています。そのために国内外に関係なくスピード感のあるM&Aを行ったり、規制の緩和を行政に訴えたりといったダイナミクスが特徴でもあります。

志望動機は目指す人材像や価値観を意識して作る

ソフトバンクで目指す人材像や価値観は明確です。

 ソフトバンクでは「人は何をしたいのだろう?」と考えることを大事にしてほしいと明確にメッセージが出ていますし、社長メッセージでも「志」という単語がよく用いられています。ソフトバンクの事業沿革が示すように、人が何を求めているのかニーズを発掘し、それを技術の力をもって解決するだけでなく普及にまで至らせるという強い志と挑戦心をもった人材が求められています。

また、ソフトバンクの価値観を示すソフトバンクバリューは「努力って、楽しい。」という言葉があり、特に重要なバリュー(行動指針)として、「No.1」「挑戦」「逆算」「スピード」「執念」があります。これらを意識して志望動機を作成することができれば、企業との相性がいいことが伝わるようになります。

ソフトバンクの志望動機の例文1

 「私が貴社を志望するのは、どの同業他社よりも使いやすいサービスを提案することができる企業だからです。

学生時代に携帯電話の販売店でアルバイトを行っていました。携帯電話が好きで、新機種や機能などは常に頭にありましたが、他の大手キャリア料金体系の違いはいつも不思議でした。しかし、仕事をしている中で貴社の方がいらっしゃり、疑問を伺ってみると、貴社では「既存の利益を守ることよりもシェアを取る、選ばれるための料金設定をしているからだ」と答えていただきました。貴社の説明会で「情報革命」という言葉を聞きましたが、革命のために現場の端々まで戦っている様子がわかり、心が燃えました。

私も貴社の一員として、高品質な通信ネットワークを多くの人の提供していただけるように励みます。バックパッカーで様々な国をめぐり、色々な地域の人や通信環境に触れてきた経験から、顧客に魅力ある提案ができるよう頑張ります。」

 

このソフトバンクの志望動機の例文ですが、この例は特に携帯電話に関することがトピックとなっています。

 他の通信キャリアと比較した内容を出す場合には、正確に状況を理解して違いを示すことがポイントになります。誤解に基づいた内容があれば、悪い印象を残しかねないので注意して内容を作成してください。ここは企業分析が求められる部分です。この志望動機の例では実際の体験からの話になっているので、大きな問題はないと思われます。

やりたいことは明確に示されていますが、エピソードとの繋がりが今ひとつ見えにくく、また「冒頭の同業他社よりも使いやすいサービスの提案」との関連性が論理的にわかりにくくなっています。パーツごとの内容に大きな問題はなくとも、全体の繋がりで見たときに不自然さが残ってしまうと印象が弱くなりますので注意してください。

ソフトバンクの志望動機の例文2

「私が貴社を志望するのは、必要ならルールまでも変えていこうとするそのエネルギーに魅力を感じるからです。

 私は大学時代に市民向けの法律相談のサークルで活動していました。時々市民相談が行われるのですが、中には「ルールだから仕方ない」という案件もたくさんありました。マンションにおけるコンピュータウィルス集団感染があり、感染源やマンション管理に被害の賠償請求はできないのかという案件がありましたが、適切な法が無く現状は難しいと言うしかありませんでした。

私は通信や情報技術に関する法を学習し、必要とあれば法改正や法案の成立などに働きかけていきたいと思っています。貴社の活動は大きく業界を俯瞰し、将来のために行動する高い社会的意義があると感じております。よろしくお願いします。」

 

二つ目のソフトバンクの志望動機では、個性的な企業の特性に合わせたアピールも可能になっています。この志望動機は珍しいパターンではありますが、それだけに目を引く内容になっています。

この志望動機の例については、どういった部署で働くことになるのかがイメージしにくいために担当者によって評価が分かれる可能性がある点に注意する必要があります。法務を志望しているとしても、最初から法務などの管理部門に回る例はさほど多くはありません。

ソフトバンクの事業の社会的意義に理解を示していることはプラスになると考えられますが、この内容ならソフトバンクである必要は無いのではないかと思われる可能性もあります。論理上の穴が無いか、書いた後に一度見直してみるのが良いでしょう。

ソフトバンクの志望動機の例文3

「私が貴社を志望したのは、AI開発や実用化を最先端で真剣に検討している企業だと感じるからです。

 私は大学で機械学習を専攻してきました。まだまだ一般的にイメージされるほど万能ではないことは認めますが、進歩やブレイクスルーの可能性はまだまだあります。世間では職が失われることへの危惧や、AIの限界を語る人もいますが、ネガティブな発想からは何も生まれませんし、後を追ってばかりでは日本の技術水準が他国に差をつけられてしまいます。

貴社はAIを活用したロボット開発や自動車の自動運転など積極的に新しい取組みに参入しています。私は情報技術の未来を信じ、積極的に取り組む企業に就職したいと考えて就活をしていますが、御社は最も魅力的な企業と感じています。よろしくお願いします。」

 

この3つ目の例は、エンジニア職と思われる志望動機です。ソフトバンクではただ興味があるというだけでなく、この例のようにより大きな視点で考えている人が好まれる傾向があります。

ソフトバンクが今注力している方向性のひとつが人工知能ですが、一般的にその可能性については賛否が分かれるところです。この例では、自身にその知識や技術があることがアピールもされており、また他国との競争において危機感を感じていることがわかります。挑戦心やNO.1を目指すというソフトバンクの考え方に沿った意識の高さも見えて良い印象を与えるでしょう。

自己分析するときは情報技術との接点を中心に考える

ソフトバンクでは、エントリーシートや面接の際に様々質問も行われますが、その中で一貫した軸として「今後社会はどうなっていくと考えるのか」を考える必要があります。特にIT企業としてのソフトバンクでは、情報テクノロジーがどう社会を変えるのかという点を重視してディスカッションなどの課題作成が行われています。

 

志望動機を作成するときにも、情報技術と社会の変化を意識した志望動機にすることによって、企業の目指す方向性と興味関心の方向性が近いことを示すことができます。自己分析を行う時にも、自分と情報技術の接点を中心に考えてみると良いでしょう。

志望動機で孫正義社長について触れるのはアリか無しか

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ソフトバンク孫正義社長といえば、日本の中でも非常に有名な経営者であり、その発言やスピーチは常にマスコミからも注目されています。

 

そのような知名度も高く、また影響力の高いカリスマ経営者を志望動機の中で触れるのは有効なのか、それとも避けた方が良いのか迷う人も多いでしょう。

実際ソフトバンクに勤める人の中には、孫社長を非常に尊敬している人が多いです。しかし、そこが志望動機の中心になるなら、経営トップが交代した時には不安に思われる可能性があります。

 

ソフトバンクの志望動機として孫社長を扱うなら、他の仕事そのものへの期待や動機も添えて二重化した志望動機を作成するか、事業や仕事に関する部分を主体にして少し触れるだけにする、もしくは扱わない方が無難です

 

中小企業であれば経営者の人間性に惹かれての就職は、実際の仕事での関わりも多いために志望動機として効果的な場面も多いですが、ソフトバンクくらいの大企業になると、仕事の中でなかなかその影響を直接的に受ける機会は少ないものです。そのため、基本的には経営者個人に依存する志望動機は大企業では避けた方が良いでしょう。

ソフトバンク志望動機は企業の個性といかにマッチングさせるかが重要

 ソフトバンクは人気の大企業であるため、それだけに多くの競争相手がいるものです。その中で抜け出すためには、ソフトバンクの価値観を正しく理解し、そこに沿った内容で志望動機を作成していくことです。

 

自分の個性を前に出すだけでなく、ソフトバンクの持つ個性といかにマッチングさせることができるかが、志望動機の良し悪しを左右します。また、就職後のミスマッチによる退職を避けるためにも重要な部分ですので、企業研究と自己分析をしっかり行って志望動機を作成しましょう。

 

通信業界はこれからが楽しみ

 

 

ご飯

下町ロケット第6話を見た。

 

佃製作所を退職したトノが実家に戻って米作りを手伝っていた。

品質にこだわって作っているといっているだけに、

ピカピカに光る白いご飯は本当においしそうだった。

 

ご飯の味はわかるよ。

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「米なんて食えりゃあいいの」ってJA(?)の人が言ってたけれど、美味しいお米を作りたい、食べてくれる人に喜んでもらいたいという思いを持ってコメ作りをしている農家さんが作ったお米、そんなことはないと思う。

 

プライドを持って仕事に臨んでいる人の仕事って何か違う。

 

仕事って、収入がいくらあるとかから考えて選びがちだけど、自分の仕事がどんなふうに人の役に立つのかとか考えて選べたら、仕事への気持ちの持ちようが変わるかもしれない。

 

農家さんありがとう。

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農家さんの苦労とか分からないので簡単に言ってはいけないけれど、お米を作ってくれている農家さんへの感謝の気持ちを思い出せて良かった。人手不足、後継者不足問題が深刻なら、無人農業ロボットの力を借りてください。佃社長、財前部長、よろしく!

 

農業っていいね